こんにちは。
難病患者のライフサポーター、浅川透です。
難病の方で仕事をしていて、必要な配慮をもらおうとしない方がいます。
ひょっとして病気になって引け目を感じていませんか?
この方にセラピーをしたのは随分前ですが、お仕事をしている難病者にも役立つ話かと思い、事例を紹介することにしました。
この方はせっかく仕事を得たのに職場の仲間とうまくうちとけられず、困っていました。
そして必要な配慮を得ようとせず。
この方はパーキンソン病で、職場でイヤホンをつけて音楽を聞くと働きやすくなったのですが、必要な配慮を伝えてもうまくいきませんでした。
そのため身体の動きが悪くなる時があり、周りから仕事のできない人と思われてしまいました。
そのため職場ではますます浮いた存在になっていたそうです。
実は難病にとらわれている方は、欲しいものを伝えても手に入らないケースが多いです。
病気に引け目を感じて話すから、その言葉の中に相手に説得する力がありません。
精神的な面で難病から開放されたら、職場で困ることはかなり減ります。
言葉に力が戻り、相手を動かし、必要な配慮も得られるようになるからです。
先ほど紹介したパーキンソン病の方も、難病から開放されて自信を取り戻したあとは。
先ほど書いた音楽の件も職場で了承が得られ、そして仕事も認められ、そのせいか彼が歩きやすいように職場のデザインも変わったそうです。
もちろん職場に必要な配慮を伝えること自体も大切ですが、あなたが難病から開放されて、本来のあなたに戻ることが一番大切です。
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