こんにちは、浅川透です。
今年の4月から事業主が雇用する障害者へ合理的配慮の提供が義務化されますね。
ところで合理的配慮の提供が義務化されたら、傷がい持ち、難病持ちの人はすぐに採用されて働きやすい環境が得られるのでしょうか?
ここからはあくまで推論ですが、会社によって、人によって配慮のされ方に大きな差が出るでしょう。
合理的配慮という考え方が浸透したとしても差が出ます。
というのも、特殊な症状やハンデを持つ方に対して、会社もどう配慮していいか分かりません。
配慮するのに高額な費用がかかる場合は、配慮もされないでしょう(合理的ではないという理由で)。
どうすればいいかというと、私たちが「どう配慮してもらえると働きやすいか」を伝える必要があります。
できれば費用や手間がかからない、相手が実行しやすい形での提案が必要です。
相手にわかってもらうために合理的配慮の事例集を利用するなどの方法もありますが、合理的配慮を促す際に最も大事なのは状況の言語化です。
困りごとや配慮してほしいことを相手にわかるように(自分の症状を全く知らない人でも理解できるように)伝える能力も必要になるでしょう。
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