こんにちは、浅川です。
明日のNHKバリバラはちょっと興味がわく内容ですね。
障がい者の挑戦(感動?)コーナーを放送している日テレ「24時間TV」の裏の時間帯で、バリバラのテーマは「検証!『障害者×感動』の方程式」ですから。
バリバラでは、
「障がい者を描くのに感動は必須か?」
「チャリティー以外の番組に障害者が出演する方法は?」
「なぜ世の中には、感動・頑張る障害者像があふれるのか?」
といった意見を集める等の事をするそうです。
たしかに24時間TVでの障がい者の紹介の仕方は「感動の押し売り」のような形で言われることもありますね。
ところで皆さんはこういった考え方になっていないとは思うのですが。。。
人が困難を乗り越える姿に感動してはいけないものでしょうか?
ちなみに私はパラリンピックの選手の活動や前人未到の快挙を成し遂げるストーリーを扱うのは好きですが、「障がい者が頑張って人並みの事をやりました」は好みません。
ここで私が何が言いたいかと言うと、別に「障がい者×感動」が必ず間違いなわけではないよ、という事。
障がい者等が困難に挑戦する姿、正直毎年放送するのには違和感を感じますが、
事故などで身体に不自由を抱えたばかりの方は勇気づけられるのではないでしょうか。
逆に「こんなに苦しんでいるのに障がいにバラエティーを取り入れるなんて」と、「障がい者のための情報バラエティー」と銘打ったバリバラに怒りを覚えるかも知れません。
((注)番組内容の批判でなくて、キャッチコピーに対する感情の話です)
バリバラさんは多角的な視点で話を進めているし、アンケート内容も「障害者を描くのに感動は必須か?」という、障がい者×感動を全否定しているわけでもないでしょう。
ただ、どうもメディアは「どちらかが正しい、どちらかが間違っている」「アンケートの結果こちらの意見が多い」という、煽り方をしがちだと感じています。
どんな時に感動、笑い等の接し方が効果的なのか、社会的にハンデのある人はどう考えているか等、考えながら見るのが良いかなと思います。
どちらが常に正しい、間違っているという話ではありません。
「24時間TVのストーリーが気に入らなかったけどNHKがそれを批判していてスッキリした」というだけだったら、24時間TVの「障がい者×感動」を推す人とやっていることはあまり変わりはありませんよ。ということを言いたいです。
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