こんにちは、難病患者のライフサポーター、浅川です。
先日、神奈川難病相談支援センター主催の講演「難病とともに生きる」に参加しました。
膠原病外来をやりながら精神もやっている先生が講演をしていました。
精神科の先生だという事もあって、心の部分についてもお話ししていました。
病院での対応については、、、
「患者が伝えるべき事をきちんと伝えないと医師は分からない」
というお話がありました。
患者側が自分の状況や困りごとをキチンと話さないと、分からない部分もあるからきちんと伝えてくださいね。
という意味で受け取りました。
病気に対する不安についてどう対処するか、どう生きればいいかとお話については、
難病になると不安、悩みが出てくると思いますが、、、
不安を軽くするために、病気の悩み、その他の人生の悩みに分けて専門家に相談して悩みに対処する事が大切とのことでした。
データ等に基づいた不安の分析等もあったので、分かりやすかったですね。
ところで、今回の講演で先生がお話した内容。
特に心の部分については、私が書籍やブログで書いている内容と大まかな部分は同じです。
それでもなぜ私がこの内容をアップしたかったかというと、
医療側の人間が
「患者側からいろいろ医師に伝えないと、医師も分からない」
「病気の悩みとその他の悩みを分けて考える」
という事を伝えているのが、とても重要だと感じたからです。
医療側でも、患者の悩みを聞く側(これは私の事です)でも、患者さんにとって欲しい行動、考えてほしいことが似通っている。
もちろん病気で悩んでいる方がどんな行動をとるかは自由だと思いますが、
違う立場で患者に関わっている専門家たちが同じ様に勧めている行動があるという事を覚えておいてください。
お医者さんに症状で困っていることを今までよりも分かりやすく伝えれば、何か状況を改善出来るかも知れません。
悩んでいることを病気の事とそれ以外の分野で分けて考えたら、もしかしたら悩みを解消する方法が見つかるかも知れません。
これらの事を試すのはそれほど難しい事ではないと思いますから、是非試してくださいね。
試して良い結果が生まれたら、上の考え方を継続していただけると、さらに良い結果が手に入るでしょう。
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