こんにちは、難病患者のライフサポーター、浅川です。
先日、難病患者の就労に関する講演を聞きに行きました。
端的に言うと、
「難病を抱えながら働くには産業医や保健師などの医療や健康に係る方もにも相談した方が、会社側にも理解してもらいやすい。」
「継続して働くためには職場の配慮をもらった方が良い場合がある」
というお話しだと感じました。
ところでこの話の中で、患者側の方から
「会社にいる産業医や保健師の心無い対応に傷ついた、期待を裏切られた事がある」
という話が出てきました。
難病がある方の中で、周りの何気ない一言に傷つくこともありますよね。
特に「この人に相談すればどうにかなる」と思っている方から言われたら、余計気分も悪くなるでしょうね。
傷つくことを恐れて相談できなくなる方もいるそうです。
そんな時にはどうしたらよいか?
実はダメージを少なくする方法もあります。
それは「最初は相談がうまくいかなくても当たり前」と相談に対する期待値を下げることです。
相談相手に期待しすぎると、期待から外れた時にショックも大きいです。
また、医療関係の方全てが難病に対して詳しいわけではありません。
そして難病を抱えている方がどんなことに悩んでいるか等の難病患者の心理面についてはもっとわかりません。
だからこそ、困りごとを解消する目的を持ちつつも、1人の人に対する期待値は高くしすぎないでください。
何人かに相談するうちに、きっとあなたにあった相談相手が見つかるでしょう。
良き相談相手が見つかったら、自分の困りごとを解消するために何回か相談して、仕事環境を変えていきましょうね。
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